Buon Anno!(新年おめでとう)
2019年もよろしくお願いします。今年もナポリと生野の文化や食べ物、歴史、魅力をいっぱい紹介して、ナポリと生野の二つのまちを愛で繋げていきます!
ところで前回、ナポリと生野が粉もんでつながってるって話覚えてる?
今回は生野の粉もん、お好み焼き、チジミを食べにいったよ。
1店目
寺田町 「お好み焼き 千代」
豚モダン焼き(抹茶ソース)
生地、具材、ソバの全てが中和した味わい。表面はカリッと中はもっちり。後から抹茶の香りがふわっと鼻に抜ける。生野のマラドーナ氏のアモーレのオススメ。
老舗の「ザ・大阪のお好み焼き」
《店舗情報》
千代 中店
生野区生野西2-5-16
営業時間:11:30~15:00/17:00〜25:00
定休日:水曜日
https://www.hotpepper.jp/strJ000458031/
二店目
桃谷 「オモニ」
僭越(センエツ)焼き (モダン)
生野区が誇る全国的な超有名店。数々の芸能人が考案したユニークなメニューでも有名。そういえば、イタリアのマエストロ(師匠)も奥さんや母親の名前のピッツア作ってたな。
しかし、今回はお腹がすいてたため、がっつり(僭越焼き)を注文。
ホルモンがボーノ!脂が甘い!
イタリアでもフィレンツェとかローマは内臓料理が有名だけど生野も美味しい。
で、生地のキャベツはシャキシャキで甘く、ソバはもっちりとコシのある麺。ソースは酸味があり脂っこさを中和してくれてる。さすが名店。ブラビッシモ!(素晴らしい)
《店舗情報》
オモニ
生野区桃谷3-3-2
営業時間:11:30~23:00
定休日:月曜
℡:06-6717-0094
https://www.hotpepper.jp/strJ000109475/
三店目
桃谷 「やよい笑店」
チヂミ
お店から漂うごま油のいい香りがめっちゃ食欲をそそります。焼きたてのモチモチ生地にたっぷり入ったニラ。僕はシンプルに何もつけず、ピザ回し・松田氏は塩をかけて秒で完食。
マッコリ ジュセヨ!!!
ニラとかニンニクって粉もんとすごく相性いいよね。そういえば最近、韓国に留学に行ったAさんが韓国もイタリアと似てるといってた。
《店舗情報》
やよい笑店
生野区桃谷1-10-30
番外
寺田町 「鶴橋風月」
牛すじ月見玉(モダン)
「鶴橋」だけど本店は生野区ではなく天王寺区。国内外にたくさんの支店をもつ、言わずと知れた有名店。桃谷のコリアタウン近くにも店舗があるけど、家から近いから寺田町で。ちなみに寺田町店は阿倍野区。ややこしい。
生地、ソース、具材のバランスが抜群。お客さんの目の前で焼くスタイルも期待感があってベーネ(良い)!見た目も彩りもベッラ(美しい)!あと生地のキャベツがドルチェ(甘い)!チェーンでこのクオリティ、やっぱり凄い。
《店舗情報》
鶴橋風月 寺田町店
阿倍野区天王寺町北2-1-11
TEL06-6710-6666
生野の粉もんを食べて気付いたのはどのお店も生地にこだわりを感じたこと。
コナ=生地。生地の美味しさ。
ナポリのピッツアも生地が命。ローマとかアメリカのピッツアは具材にこだわってるけど、安くて、手早く食べれて、お腹いっぱいになるピッツアは昔から下町の味。庶民の味方。
お好み焼き、チジミ、イカ焼き、たこ焼き、焼きそば、、、生野で愛された粉もんの仲間にピッツアが入る日も近いはず。国は違えど同じ下町の粉もん。生野でそんなピッツアを目指そう。
じゃ、今日はこのへんで、シ センティアーモ(また、連絡します)
いくのなライター:シルーロ・ケイジ
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