みなさん、住之江行ったことあります?
住之江って聞いて思い浮かぶものは何でしょう?
住之江公園、南港、インテックス大阪、
そしてやっぱり外せないのはボートレース住之江!
そう、今回の【いくのな人】は、ボートレーサーです!
むかしアニメやTVゲームにもなった人気漫画「モンキーターン」、
少し前なら人魚に扮した渡辺直美さんのコミカルなCM、最近では、
脱サラレーサー(田中圭さん)VS新人レーサー(武田玲奈さん)のCM
が人気だったりします。
それらを反映してか公営競技の中でも、
2010年→2019年で売り上げがほぼ倍増!(183%)
その大注目のボートレースに、生野区から来月デビューする選手は・・・
登録番号5151! 山下奈緒選手です。
いやぁ、登録番号からして縁起良さげですね♪
お待たせしました!ここからが本題です!
山下選手は小豆島(香川県)生まれ、4歳から柔道を始め、近畿大学に進学。
近大在学中には全日本ジュニア柔道体重別選手権大会に出場するほどのアスリートです!
(なんと全国5位!)
今回、Web会議システムを利用してインタビューをさせて頂いたのですが、
画面越しからも、意志の強さをビシバシ感じました。
そんな、根っからアスリートである山下選手が、
「常に熱い思いで仕事をしていたい!」と、
厳しい世界であることを承知の上で選んだ職業がボートレーサー!
(実は弟さんもプロボクサーというアスリート姉弟、
いやぁ、筆者とは染色体からして違う生き物かもしれません!?)
近大卒業後、一度は某スポーツ用品総合メーカーに就職。
スポーツインストラクターとして働いていたそうですが
そこでなんと!偶然出会ったのが生野区在住、足利紫津子さん!!
そうご存じ、
生野銀座商店街内 アームレスリングジム!
アームレスリング全日本無差別級7連覇!の
お母ちゃんアームレスラーです!!
同じアスリート、同じ生野区在住、話は大いに盛り上がり、
(見たんかいっ)
足利さんの指導の下、ジムができる前からアームレスリングに取り組み始め、
昨年4月にアームレスリング大会に初出場・・・結果、
準優勝の離れ業!!(西日本オープンアームレスリング選手権大会)
ひょっとしたら、
アームレスリングと出会ったことでボートレーサーになる夢を
更に膨らませていったのかもしれません。
ここで少し、知ってる範囲でボートレースについて(;^_^A
ボートレーサーは、成績によってA1、A2、B1、B2と「級別(ランク)」という
格付けがされています。
デビュー戦なので、山下選手は当然B2からスタート。
出走数や、事故率などの条件をクリアし、
勝率があがっていくと B2→B1→A2→A1とランクが上がっていく訳です。
また、レースそのものも、一般戦、G3、G2、G1、SGとあり、そのSGの中でも
最高峰なのが毎年年末に開催される「グランプリ」!
獲得賞金上位18名しか参加できないレースであり、
文字通りその年1番の選手を決めるレースです。
住之江で開催されることが多いそうなので、
(今年は、平和島だそうです (;^_^A)
機会があればそちらも体験されてみてはいかがでしょうか?
本人によると、養成所では(特に優秀だった訳ではなく)
そうですが、この辺りは、また別の機会に(笑)
そんな入るのも出るのも厳しい養成所生活を無事を終え、
11月4日にデビュー戦が決定!
場所は・・・当然、住之江です!!
当面の目標は、「先ずは、たくさんレースに出て勝率を上げてB1へ!」
そして、
「いつかはG1を獲れる選手に!」と熱く語ってくれました。
また、インタビュー中、時に画面越しにこちらがたじろいでしまいそうな、
熱い山下選手ですが、
(養成所の成績がふつうでも)「努力すればG1が獲れるA1選手になれるんだ」
と将来、後輩が思ってくれるような
「一線で長く活躍する選手になりたい」とも、。
この辺りにも、柔道をやり続けてきた意志の強さと優しさが感じられますね。
11月4日はボートレース住之江でのデビュー戦を、
是非生で観戦してみて下さい!!
【プロフィール】
登録No.5151 山下奈緒
127期 大阪支部所属
香川県生まれ、大阪市生野区在住
11月4日~8日 住之江
(デイリースポーツ杯争奪2020サザンカップ)
11月28日~12月3日 尼崎
(デイリースポーツ杯争奪琴浦賞競走)