↑の記事のつづき!続編である↑
読んでない人は読んでね!
11月3日(日)付け朝日新聞の朝刊の読者投稿「声」欄の記事、確かに住民の声に素早く応えた生野区役所はすばらしい対応をしたと言える。
記者は新聞記事を見てはじめて音訳グループの存在を知った。
「広報いくの」の音声データは、生野区社会福祉協議会の登録ボランティアグループである
生野区音訳グループ「かたつむり」
によってつくられている。
こちらを紹介することも編集局の使命と考えた。
生野区音訳グループ「かたつむり」は、19年前に発足し、現在20名のメンバーで活動されている。毎月、「広報いくの」や新聞各紙の記事(ライブラリーと言っている)を音訳し、CDに録音して、生野区内の視覚障がいのある方々へ送付している。
また「かたつむり」では生野区社協発行の「ふれあい生野」の音訳をされたり(年4回)、生野区内の目の不自由な高校生に向けての「中高生新聞」の音訳や、目の不自由な小学生向けに「こども新聞」を音訳して届けておられる。
特に、「こども新聞」のCDは大阪だけでなく東京都の子ども達も毎回楽しみに待ってくれているとのこと。
毎月の活動は平均6日、音訳の日はお弁当を食べながら、みんなで和気あいあいと近況を報告し合っている。活動はメンバーの方々の生きがいにもなっているのであろう。
毎年「音訳ボランティア講習会」が実施されている。
講師を招いて、音訳の技術を学びながら、現会員のスキルアップをはかるとともに、新入会員の募集をしている。
ご興味のある方は、
生野区ボランティア市民活動センター 電話06-6712-3101
にお問い合わせください。
記者も聞いてみた、スピードはゆっくりではない、普通に文字を読むときの速度である。わかりやすくはっきりした声で「広報いくの」を読み進めていく。
日本語を勉強中の外国人の方も「広報いくの」を片手に、この音声を聞くことにより日本語の勉強ができるだけではなく、区役所のサービスや災害時の注意などの情報を得ることができそうである。
こちらから聞いてみて!⇒クリック
なお、メンバーの一人のお話しによると、録音やダビングに使用する機器や消耗品は、生野区社協の助成金で購入している。活動場所(区社協ボランティアルーム)の提供など区社協の応援なくしては活動できないと思います。とのことです。
やるやん、
生野区社協!!
いくのなライター:こちら鬼が島編集局「赤鬼・青鬼」