生野の皆様、Auguri!!(アウグーリ)
突然だけど「イースター」って言って聞いたことある?
「イースター」(復活祭)は、キリスト教で一番重要なお祭り。イタリアでは「Pasqua(パスクワ)」と呼びます。
だから、パスクワの日は「アウグーリ(おめでとう)」って挨拶する。
お正月の挨拶みたいだね。
パスクワでは卵や鳩、ウサギがモチーフの飾りつけをします。
パスクワは移動祝日で「春分の日の後の最初の満月の日の翌日曜日」になる。
ちょっとややこしい。
だいたい毎年、三月下旬から四月中の日曜日にあたり、その間、一週間程休み。
日本のゴールデンウィークみたいな感じ。
今年は10連休。元号も「令和」にかわるね。みんなはどう過ごす?
ナポリではパスクワは家族で過ごすのが一般的。
その時に子どもたちに贈るプレゼントが、「イースターエッグ」。
イタリアでは、「Uova di pasqua(ウォーヴァ・ディ・パスクア=パスクアの卵)」と呼ばれる、卵型のチョコレートにオモチャを入れたもの…って、あれ?(笑)
生野が先か、イタリアが先か…
パスクワの日に食べるのが「パスティエラ(Pastiera)」というケーキ
リコッタチーズ、砂糖、卵、ミルクで煮た麦の粒を混ぜたものが入ったタルト。
日本ではリコッタチーズの好みが分かれるのかもね。
で、(これが言いたかった!)ナポリのパスクワでマストな食べ物が、
「カサティエッロ(casatiello)」
ラードを混ぜた生地にベーコン、チーズ、サラミ、ゆで卵などが入った豪勢な(ハイカロリーな)お祝いのパン。
めちゃウマ!!