生野区は約60か国の人が暮らす「住みながら世界につながる」まち。
そのメリットは多彩な食文化として「いくのぐらし」の魅力を作っています。焼肉、韓国料理はもちろん、粉もんに昭和テイストな居酒屋に、いろんな国の料理が少しずつ増えてきています。
インド・ネパール料理もその一つ。区内にいくつかありますが、今日は「ネパール・インド料理の宴会は満足度が高い!」ことを発見したので、ご紹介します。
桃谷駅から商店街をずーーーーっと歩いていくと、右手に現れる「本格ネパール・インド料理 The Oasis Cafe」の看板。派手なので、すぐわかります。
インドはまだしも、ネパール料理を食べたことの無い人にとっては、入るのに少々勇気がいるかもしれません。私もそうでした。宴会がこのお店で行われ、「あれ?そんなにスパイシーなものばかりでもなく、健康的だしおいしいやん!」と大満足。勝手に抱いていたイメージが変わりました。
それでも不安な方のために、扉の向こうを見てもらいましょう。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」を一語で乗り切る便利な「ナマステ~」という挨拶の言葉、両手を合わせるポーズを店員さんがしてくれました。
日本語は通じますのでご安心を。
でも、生野区役所推奨の「やさしい日本語」を使った方が伝わりやすいので、お互いにハッピーです!
店内は宴会もできる広さです。子連れもいいですね!
2時間飲み放題付きで、3500円!
しかも焼き立てのナンが食べ放題です!!
そして、おいしいだけでなく「他の国の食文化を知る」ワクワク感があります。
最初に出てきたコレは……↓
「なんだろう、おせんべいみたい」
「ちょっとスパイシーでビールに合いますね」
「豆からできてるって」
今やスマホで情報にもすぐアクセスできますので、この「パパド」の製法やどんな時に食べるかなど、その気になれば調べて盛り上がって賢くなれます(笑)。
こんなのも↓
「かき揚げのような、さつま揚げのような……」
「香ばしくておいしい」
野菜のスライスを豆の粉につけて揚げたものだそうで、「インド風野菜の天ぷら」とメニューには書かれています。
「じゃがいものお漬物」という注釈がついていて、日本人の概念に無いその表現にやや不安を抱いていた「アルコアチャール」という料理は、
レモンのさっぱり風味で、じゃがいも×酸味もイケるな~とおいしくいただきました。ポテトサラダだってマヨネーズ=酸味が入っているので、子どもでも食べられます。
他にも「あれ?小籠包やん!」と一瞬、間違えて中華料理店に入ったかと思うような「モモ」という料理やグリーンサラダ、ソーセージの炒めものなど、しっかり食べたあたりにコレがどっかん!
チーズを挟んで焼いたナンですが、表面にハチミツが少しかかっていて子どもも喜ぶ一品になっています。これ、今食べ歩きでチーズ系のものが流行っているけれど、半分の大きさで作って食べ歩きできるようにしたらヒットするんちゃうかな、という美味しさです!
「チーズナンとチャイ」でおやつにもなるので、一度カフェ使いもしてみたいものです。
そして、以前行ったときは期間限定かもしれませんが「チョコレートナン」もありました。
もう、美味しいに決まってる。
モチモチしつつカリっと焼き立てのナンの中から、チョコがとろけだす。
これもテイクアウトや「いくのなスイーツ」として推しまくりたい!
……さて、宴会の方はチーズナンをうっとり食べたところに、まさかのメイン登場。
おお、もうお腹いっぱい……のはずが、カレーの食べ比べをしながらナンのお替りまでしてしまう始末。
甘口のカレーなら、子どもでも大丈夫です。(子ども用メニューもあるそうです)
しっかり満腹&大満足のコースでした!
「食文化の違いが楽しめる」という“おまけ付き”の宴会、まだ会話に慣れないチームメイトとの歓迎会や合コンにもおすすめですよ!
【店舗情報】
「オアシスカフェ 桃谷店」
生野区勝山北2-1-7
月・水~日・祝日・祝前日: 11:00~15:00/17:00~23:00
火: 11:00~15:00
https://www.facebook.com/The-Oasis-Cafe-Japan-496924243715130/
ライター:編集部