なんとなく高級感のある佇まい……。
「生野っぽくない!」と思ってしまうのは、いいことなのかイケないことなのか。
店内は開放感があって、リラックスできます。
雑誌もたくさん置いてあり、ゆったりコーヒーを飲みながら朝の時間を楽しめます。
生野区には落ち着くレトロな純喫茶も多くありますが、少し一人を楽しみたい人にはこの広さがいいかもしれません。
倉式ブレンドコーヒーと、春限定の「いちごサンド」(530円)を注文。
ママ友ランチにも使えて、いいですね!
食べ過ぎたことを少々後悔しながら表に出ると……
南北朝時代の武将・楠木正成(くすのきまさしげ)の孫にあたる、楠正長(くすのきまさなが)という室町時代の人物の屋敷跡だそうです。
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000009165.html
楠木一門の慰霊のために仏の道に入り、同じく巽南にある定願寺を開き、97歳まで生きたとのこと。伝説が入っているのかもしれませんが、当時の人とすれば大変な長生きですね。
定願寺(じょうがんじ)を調べるとお寺のブログがあり、中をのぞいたら前住職さんが急に亡くなられたとのことで、急に後を継ぐことになった住職さんの記事がありました。がんばって!と応援したくなりました。
http://定願寺.com/
この立派なクスノキは、当時の楠木邸の名残とのことです。
もう一つ、横には「日露戦争戦没者の碑」もあります。