「生野が魅力的な場として多様な人たちが集まり、互いに学びあいながら、元気で楽しく温かさを感じられるまちであってほしい」
そんな想いで桃の谷の立ち上げに参加された竹沢さん。
もともと仕事で生野の空き家の利活用やまちのプロモーション活動に関わっていたことから、仕事を辞めたら生野のまちで空き家を活用して人と人をつなげていけるような拠点を作ってみたいと、漠然とした想いを持っておられました。
仕事を辞めて生野区に移り住むことになった頃、知り合いの伊藤さんから、イトウチハル建築設計工房と同じ家屋をシェアされていた方が引っ越され、空いたスペースを借りて何かしてみてはどうかと声をかけられました。脳外科医のカズさんも同じようなことを考えておられ、伊藤さんと3人で一緒に何かしてみようと借りることになったことから、一気に話が進みました。
生野区の街を盛り上げたいと有志3人で立ち上げたコミュニティスペースもものや~桃の谷~は、定期的にボランティアで講師や演者の方に来てもらってイベントを主催されています。
ギターセッションや、健康セミナー、家計セミナー、瞑想セミナー、子ども向けの歌と工作の時間、ママさんたちのプチ起業や空き家活用の相談など、まちの魅力あふれる人が集う楽しく創造的なまちの活動拠点です。
また、自主的なサークル活動に、ドラム缶風呂やマルシェなどの単発的なイベントにと、話がまとまればどんどん利用されてきました。(貸しスペースとしての利用料はHPのご利用案内を参照)
「こうした様々な活動を続けることで、少しでも多様な方に関わってもらい、多様な価値観をもった人たちが出会いつながっていける場になっていけたら。皆さんに楽しく使ってもらうことでいろんな交流が生まれ、まちが元気になっていくこと、それが一番の願い。」とのことです。
コロナ禍でも工夫をしながら、2021年4月から新たに「スマートさろん」というサークル活動を始める予定です。
デジタル化の波に乗り遅れないように、地域のお年寄りたちとともに、自分たちの生活を豊かにしていくようなデジタル機器やサービスの使い方を学び合うことからはじめ、徐々に、若者や事業者にも加わってもらって、新たなサービスを考えてもらうこともしてみたいと企画中だそうです。
楽しみですね!
何か生野区でイベントをしてみたいという方は、桃の谷さんに相談してみることをオススメです!きっと相談に乗ってくれるはず。
弥栄神社近くにある落ち着いた街並みにある2階建ての一軒家。
1階は開放的なイベントギャラリー、2階はパーティーや会合などにも適したキッチン付きの畳スペース。