いくのなライター・てるみんです。
暑いですね……そんな中でもジャケットを着なければならない仕事でして、特に白のジャケットが多いのですが(こちらの記事参照)、襟もとがすぐ汚れるのが悩みの種。
我が家ではそんな時、「ウタマロする」のです。
ええ、もう動詞となっています。
「ウタマロ石けんで部分洗いをする」の省略形です!
区長になる前から愛用していたので、本社が生野にあると知ってうれしくなりました。
巽東に本社があります。
昭和レトロな見た目、どっかりと存在感のある(そしてなかなか減らない)頼もしい石けん。
今も人気なのは、ガンコな汚れが落ちるだけでなく、手にやさしく、しかも「飲食店の業務用油のリサイクル」だそうで、レトロなのに最先端やん!SDGs(持続可能な開発目標)やん!というイケてる商品です。
ただ、どうしても謎なのが「ウタマロ」の由来……。
創業者が歌麿さんという名前でもなく、生野に歌麿さんがいたなんて話は聞いていない。ましてや「汚れ落ち」「緑色」「肌にやさしい」のどれも歌麿要素は無い。
答えはホームページにありました!
「江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿がネーミングの由来!」……って、ウタマロが多分その歌麿なのは察してたから、問題はそこちゃうねん!「なぜに浮世絵師と洗剤が関係あるの?」が知りたいんです!
読み進めるとネーミングの歴史がわかりました。
https://www.e-utamaro.com/history
創業者が日本版画が好きで、最初の商品(化粧紙=ティッシュ)が「広重」、第2弾が「歌麿」だったそうです。ナイス!オーナーの趣味全開!売れる名前かどうかはともかく、ネーミングはものづくり自営業の特権!そして今も続くロングセラーなのが素敵です。
ありがたいことに、同じく生野区のロート製薬さんなどと一緒に、生野区で母子手帳をもらった妊婦さんにプレゼントされる「いくのっこぶくろ」にも、ウタマロ石けんを提供してくださっています!