「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、小学校1・2年生レベルで理解できる、外国人にも分かりやすい日本語です。阪神淡路大震災をきっかけに、日本語を十分理解できない外国人のために考え出されました。災害時だけでなく、子どもや高齢者、障がい者にも分かりやすく伝えることができるので、日常会話や窓口対応など、さまざまな場面で使われ始めています。
近年、大阪市においても、インバウンドだけでなく、在住の外国人が急増し、今年の4月からは「改正出入国管理法」も施行され、今後ますます多くの外国人の居住が見込まれます。そのような中で、防災情報だけでなく、日常生活における様々なルールなど、外国人により分かりやすく情報を伝えるために、「やさしい日本語」は大変有効です。
生野区役所では、「やさしい日本語から、つながろう」をテーマに、外国人が地域住民の一員として安心して暮らせるよう、「やさしい日本語」をきっかけとしたコミュニティづくりに取り組んでいます。
この度、これらの取組の一環として、「やさしい日本語」の大切さ、作り方や伝え方を学び、窓口や日常会話でのやりとりに活用できるよう、次のとおり講演会を開催します。
『講演会「やさしい日本語」のインパクト』
【日 時】 平成31年3月18日(月) 16時~17時30分
【場 所】 生野区役所6階 大会議室(大阪市生野区勝山南3-1-19)
【講 師】 やさしい日本語ツーリズム研究会 事務局長 吉開 章 氏(株式会社電通)
【テーマ】 「やさしい日本語のインパクト
~いま社会が注目する「やさしい日本語」をもう一度考える~」
【対象者】 市民に対する情報発信、市民対応等に関わる職員ほか(一般の方も参加可能)
【定 員】 約100名 直接会場へお越しください。
※託児スペースもあります。ご希望の方は18日10時までにご連絡ください。
【問合せ】 生野区役所 企画総務課 電話 06-6715-9683 まで